FPVドローンとは？
「FPV」はFirst Person View（ファースト・パーソン・ビュー）の略称です。日本語で言うと一人称視点という意味で、操縦者がドローンから見た視点で操作できる機能のことをFPVと呼んでいます。
通常であれば、ドローンで撮影している映像は送信機（プロポ）に取り付けたスマートフォンやタブレットなどに映し出されます。しかし、FPVドローンの撮影は頭にゴーグルを装着し、機体から伝送された映像のみを見ながらの操作となるため、通常のドローン撮影よりも難易度が高くなります。
また、FPVドローンは映像の伝達スピードの遅延をなくすために特殊な周波帯を利用するため、電波法により免許が必要となります。
FPVドローン撮影でできること
FPVドローンでは、一般的にみなさんが目にする空撮の映像とは異なり、まるで戦闘機に乗っているかのような映像を撮影することが可能です。一般的なドローンは、水平が固定された映像が多いのに対して、機体の傾斜により映像も斜めに映り、より臨場感が溢れる映像の撮影が可能になります。また、アクロバティックな動きもできるため、空中で一回転したりすることも可能です。
採用動画での活用例
FPVドローンは一見、採用動画には必要ないようにも思えますが、使い方次第で面白いインパクトのある映像が撮影できます。
オフィス撮影で臨場感溢れる映像に
オフィス内の映像を採用動画に使うことは多々ありますが、FPVドローンであれば、圧倒的スピード感と臨場感を持って撮影することができます。オフィスの外から中に入る映像であったり、スタッフの動きに合わせたストーリー性のある動画撮影も可能です。
ホテルや工場など、大型施設には最適
ホテルや大型施設、工場や倉庫など、大きな建物があるとFPVドローンの映像は、インパクトが強くなります。色々な施設をたくさん知ってもらうためにこういった映像の力は、とても効果的です。